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唄用篠笛について

唄用篠笛について

 

篠笛は、古典調と云われる祭り笛などが有名です。
この古典調笛は、現代の音楽と合わせて合奏する事が難しい。
そこで西洋のドレミ調律した篠笛が誕生しました。
諸先輩達が思考錯誤しながらドレミ調律な篠笛を仕上げています。
ドレミ調律を正しくできるのもサウンドチェッカーなど云われるチューナーです。
このチューナーによって古典調な篠笛は、ドレミ調律された西洋音楽を奏でる事ができました。
しかし、ドレミ調律な篠笛は、通常「歌用」などと云われたりする事もあり、徹底した名称になっていないのが現状です。
歌用と唄用とを分けたり、唄用(民謡笛)とか気にしながら名称を付けているのが現状で、徹底していません。

 

篠笛と言えば、古典調と歌用と二分されているイメージがありますが、
実は、唄用として古典ともドレミとも付かない民謡笛などと古くから存在しています。
民謡笛(唄用)は、古謡、童謡などとも相性が良く主に民謡笛として用いられてきました。
唄用は、古典とドレミの中間な調律と思えば良いでしょう。

 

この唄用(民謡笛)が、実は、とても便利な篠笛なのです。

 

古典調だと指穴間隔は一定しているので、お祭りなどの素早い指回しな装飾音に最適な笛です。
しかし、ドレミ調ではないので西洋音楽には、適した音程にするには、とても難しいのです。

 

しかし、唄用(民謡笛)だと、そこそこにドレミに近い音程が出せて、しかも古典な笛の指穴間隔に似ています。

 

地方、地方のお囃子連のお祭りには適していないのでしょうが、古典ぽい曲目にも対応できます。
一管笛として一人で吹くには意外と違和感なく聞こえます。
また西洋音楽などにも一管笛として一人で吹くには問題なく聞こえるようです。
複数で演奏する時には、厳密に言えば、違って聞こえるかもしれませんが、殆ど気がつかないようです。
※複数人で西洋音楽を吹いていると古典調でさり気なく吹いている方がおられました。
西洋音楽によっては、ドレミ調律されていると云われる篠笛を鳴らしても、どこか変な、音程に狂いがあるように聞こえる篠笛もあります。

 

チューナーの僅かな違いを西洋音楽によっては違和感のする音に聞こえたりします。
篠笛の調子と楽譜が合っていてもやはり変に聞こえます。
また、幾つかの音階は正常に聞こえるのだが、ある音程だけが、妙に気になる音程(本の些細な音程)でも気になる音楽もあるのだと思っています。

 

また、西洋、東洋問わずに調子の合っている篠笛と楽譜が合っていても、篠笛の持つ音色と合わない物があります。
これも経験してみて始めて解ってきました。

 

色々な篠笛を、演奏する楽器と音色などをあわせて最適な篠笛でコラボすのでしょうか。
また、弦などの楽器(琴、三味線など)は、篠笛に合わせてくれたりするそうです。
二胡なども甲高い音のような気がしますが、意外と落ち着いた太めの篠笛に合っているのでビックリしています。

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